PMBOK®Guide 第8版 変更に関する最新情報



PMBOK®Guide 8th
PMBOK®Guide(PMBOK®ガイド)第8版が2025年11月にリリースされました。日本プロジェクトソリューションズでは、PMBOK®Guide第8版への変更に関する最新情報を日本語で、わかりやすくお伝えいたします。
※米国PMIによる最終的なPMBOK®Guide第8版と内容や表現などが異なる場合がございますので、あらかじめご了承くださいますよう、お願いいたします。
※本ページでは国内外の様々な情報をもとにした当社の予想・予測情報が含まれます。
PMBOK®Guide (PMBOK®ガイド) とは?
PMBOK®ガイド(Project Management Body of Knowledge、一般的に「ピンボック」と呼ばれることもあります)は、プロジェクトマネジメント知識体系を体系化したガイドの略称です。正式名称は「プロジェクトマネジメント知識体系ガイド(英語名: A Guide to the Project Management Body of Knowledge、略称: PMBOK Guide)」であり、プロジェクトマネジメント協会(PMI)によって発行されています。
このPMBOK®ガイドは、世界中で認められているプロジェクトマネジメントの国際標準として、多くの業界やプロジェクトに活用されています。例えば、建設、製造、ソフトウェア開発など、業種・業態問わず、多岐にわたるプロジェクトで活用されています。
PMBOK®Guide (PMBOK®ガイド) が変更される理由
PMBOK®ガイドが改訂される理由は、プロジェクトマネジメントの最新動向に対応し、業界のベストプラクティスを反映するためです。プロジェクトマネジメントの分野は、新技術や手法の導入により常に進化しており、PMBOK®ガイドはこうした変化を柔軟に取り入れています。
また、ANSI(アメリカ国家規格協会)のガイドラインに準拠し、グローバルな利用者の多様なニーズに応えるため、定期的な見直しが行われています。
この改訂により、実務者や組織にとってより使いやすく、現場で役立つガイドラインをPMIが提供しています。さらに、プロジェクト、プログラム、ポートフォリオマネジメントの実践を支える内容として進化し、多様な業界や国際的な環境にも適応しています。
PMBOK®ガイドの改訂は、プロジェクトの成功に欠かせない知識と実践を常に最新化する、重要なプロセスと言えるでしょう。
PMBOK®Guide(PMBOK®ガイド)第8版リリース日
(2025年11月14日更新)
本ページで予想していた通り、2025年11月13日に米国PMIのサイトにて、会員向けにPMBOK®ガイド第8版(英語版)のPDFダウンロードが開始されました。また、同日に米国Amazonサイトにて英語Kindle版の販売も開始されています。
なお、本ページ更新前に記載していた通り、米国AmazonサイトでのPMBOK®ガイド第8版ペーパーバック版は2026年1月13日に発売が予定されています。
現時点では、日本語版を含む多言語版のリリース日について公式発表はありません。
新しい情報が入り次第、本ページでお知らせいたします。
●日本語版のリリース時期についての当社予想
長年にわたりPMP関連商品・サービスを提供してきた当社の知見から、PMBOK®ガイド第8版の日本語版は以下のいずれかのタイミングでリリースされる可能性が高いと考えています。
当社は過去の傾向から、英語デジタル版(PDF/Kindle)リリース後3〜6か月で日本語版が公開されるケースが多いと予想しています。
・2026年1月13日付近
前述の通り、2026年1月13日はPMBOK®ガイド第8版(英語版)ペーパーバックの発売予定日です。
この時期は英語デジタル版リリースの約3か月後にあたるため、このタイミングで日本語版を含む多言語版が同時リリースされる可能性があります。
・2026年4月
米国PMIは、2026年7月からPMP試験内容(ECO)が変更されることを発表しています(PMP®新試験や新ECOに関する詳しい情報はこちらのWEBページをご確認ください<リンク>)。
同時に、2026年4月に新試験に対応したPMI公式35時間研修などをリリースすると発表がありました。
この時期は英語デジタル版リリースの約6か月後に相当するため、このタイミングで日本語版を含む多言語版がリリースされる可能性もあります。
最新情報が入り次第、随時本ページを更新してお知らせいたします。
PMP® 試験とPMBOK®ガイドとの関係性
(2025年11月14日更新)
かつてはPMP®試験の出題がPMBOK®ガイドに基づいて行われていました。しかし現在では、PMBOK®ガイドはあくまでPMP®試験準備の参考図書のひとつであると、プロジェクトマネジメント協会(PMI)は示しています。試験の出題範囲や概要は、ECO(Examination Content Outline)で公開されています。
とはいえ、当社がこれまで多数のPMP®試験受験者を支援してきた経験から言えることは、PMBOK®ガイドは現在でもPMP®試験合格に欠かせない重要な参考書であるという点です。
また、過去のPMBOK®ガイド改訂時には、PMP®試験の内容や出題範囲に変更が加えられてきた実績があります。今回のPMBOK®ガイド第8版のリリースに合わせて新ECOが発表されており、これはPMP試験内容の変更を意味します。
新ECOは2026年7月から適用され、新PMP試験へ移行します。新ECOおよびPMP試験内容の変更については、以下で後ほど詳しく説明します。
今後PMP®試験を受験される方は、新ECOの内容を確認し、受験日から逆算した適切な学習計画を立てることが重要です。
効率的なPMP®試験対策のポイント
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受験に向けた学習時間・期間を踏まえ、現行試験で受験するのか、2026年7月以降の新試験で受験するのかを決める。
※長年PMP®試験関連サービスを提供してきた当社としては、2026年4月までに初回受験が可能な方は現行試験での受験を強く推奨します(以下で後ほど詳しく理由を説明いたします)。 -
最新のPMBOK®ガイド情報を随時確認する。
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ECO(Examination Content Outline)を活用し、出題範囲を正しく把握する。
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適切なタイミングで試験準備を始め、最適な学習方法を選択する。
当ページでは、PMBOK®ガイド第8版に関する最新情報を随時更新し、受験者の皆さまに役立つ内容をお届けします。ぜひブックマークの上、定期的にご確認ください。
PMP® 試験変更(2026年7月~)
(2025年11月14日更新)
米国PMIより、2026年7月からPMP®試験が新ECOに準拠した内容へ変更されることが発表されました。
本ページ更新前の予想どおり、PMBOK®ガイド改訂完了から概ね3〜6か月後のタイミングでの試験内容変更となります。
現時点では、2026年7月の何日から新試験へ切り替わるかという正式な発表はなく、「2026年7月に変更される」という概要のみが公開されています(具体的な変更日が公開されましたら本ページを更新しお知らせいたします)。
変更前の試験内容での受験のすすめ
PMBOK®ガイド改訂時には、受験者が直面しやすい「最新教材や情報の不足」が発生します。
過去の改訂時の状況を踏まえると、
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日本語版リリースが英語版より遅れる
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最新版に準拠した参考書・研修・eラーニング・模擬試験などの教材が揃うまで時間がかかる
といった理由から、最新情報に基づいた新試験対策が難航する可能性があります。
実際に、米国PMIが発表しているスケジュールによれば、新ECOに準拠したPMI公式35時間研修などのリリースは2026年4月とされています。
一方、PMBOK®ガイド改訂前の現在の時期は、教材や情報が最も豊富に揃っている安定期です。
そのため、PMP®試験は改訂前・試験内容変更前に受験することを強くおすすめします。
新試験(新ECO準拠)の特徴と難易度上昇の可能性
新ECOを確認すると、新PMP試験では以下の変更が加えられる予定です。
現行試験より試験時間が長くなる
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問題数が増える
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休憩時間が短くなる
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出題形式に変更がある
これらの変更を踏まえ、長年PMP®関連サービスを提供してきた当社としては、
新試験の難易度は現行試験よりも高くなる可能性があると考えています。
また、過去の傾向から、試験内容変更後しばらくの間は、
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新試験問題の調整(ファインチューニング)
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出題傾向の変動
が発生する可能性があり、試験の難易度や傾向が安定しない期間になる可能性もあります。
新ECOや新試験に関する詳細は、こちらの専用WEBページをご覧ください<リンク>。
再受験時期に関する注意点
改訂前や試験内容変更前に受験される場合は、再受験のタイミングにも注意が必要です。
例えば、現行のPMP®試験で受験し不合格となった場合、再受験の時期がちょうど新試験への切り替え後に重なる可能性があります。
再試験が新試験内容になると、新試験への対策も追加で必要となってしまうため、注意が必要です。
こうした事態を避けるためにも、受験日と再受験の可能性を考慮したスケジューリングが大切です。
最新情報が入り次第、本ページを更新してお知らせいたします。
● ATPの35時間公式研修は<こちら>
● 最新のPMP®問題集+模擬試験は<こちら>
● PMP®資格取得支援サービスは<こちら>
PMBOK®Guide(PMBOK®ガイド)第8版の主要な変更点
PMBOK®ガイド第8版では、PMBOK®ガイド第7版からいくつかの重要な変更が加えらる可能性があります。以下に、国内外の情報から注目すべき変更点をまとめました。
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「プロジェクトマネジメントの原理・原則」の変更 🔗
PMBOK®ガイド第7版の「12の原理・原則」から、PMBOK®ガイド第8版では「6の原理・原則」に変更になる可能性があります。
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「プロジェクト・パフォーマンス領域」の再定義 🔗
PMBOK®ガイド第7版の「8つのプロジェクト・パフォーマンス領域」が、第8版では「7つのプロジェクトマネジメント・パフォーマンス領域」に変更になる可能性があります。
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対応表(プロセス一覧表)の復活 🔗
PMBOK®ガイド第6版に掲載されていた「プロジェクトマネジメント・プロセス群と知識エリアの対応表」が、PMBOK®ガイド第8版で「プロセス群とパフォーマンス領域の対応表」として復活する可能性があります。この対応表には「40のプロセス」が設定される可能性があります。(※「プロジェクトマネジメント・プロセス群」の名称は「プロジェクトマネジメント・フォーカス・エリア」に変更される可能性があります。)
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ITTOフレームワークの復活 🔗
PMBOK®ガイド第6版まで利用されていた「ITTO(インプット・ツールと技法・アウトプット)」のフレームワークが、PMBOK®ガイド第8版で復活する可能性があります。
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「インプットとアウトプット」、「ツールと技法」の項目設定 🔗
新たに、「インプットとアウトプット」や「ツールと技法」の項目が設定され、各インプット、アウトプット、ツールと技法の概要が確認できるようになる可能性があります。
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付属文書(APPENDIX)の強化 🔗
PMO(プロジェクトマネジメント・オフィス)やAIの活用、調達に関する情報が強化される可能性があります。
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ページ数の増加 🔗
PMBOK®ガイド第8版は、PMBOK®ガイド第7版と比較して、「プロジェクトマネジメント標準」と「プロジェクトマネジメント知識体系ガイド」の合計で約100ページ増加する可能性があります。
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その他の変更🔗
その他、大きな変更ではありませんが、大切な変更点があります。
1.「プロジェクトマネジメントの原理・原則」の変更
PMBOK®ガイド第7版の「プロジェクトマネジメントの原理・原則」は「12」でしたが、PMBOK®ガイド第8版では「6」になる可能性があります。
PMBOK®ガイド第7版の「プロジェクトマネジメントの原理・原則」の各項目を統合したり、現状のプロジェクト環境に則した考え方を取り入れたりするなど、今回の様々な改訂とのバランスを考慮した結果であると考えられます。
※以下のPMBOK®ガイド第8版のプロジェクトマネジメント原理・原則はPMI公開の情報をもとに2025年10月6日に作成しています。日本語翻訳は参考として当社が独自に翻訳しています。
PMBOK®ガイド 第8版
プロジェクトマジメントの原理・原則
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全体的な視点持つこと (Adopt a Holistic View)
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価値に焦点を当てること (Focus on Value)
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品質をプロセスと成果物に組み込むこと (Embed Quality Into Processes and Deliverables)
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責任あるリーダーであること (Be an Accountable Leader)
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持続可能性をすべてのプロジェクト領域に統合すること (Integrate Sustainability Within All Project Areas)
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自律的な文化を築くこと (Build an Empowered Culture)
PMBOK®ガイド 第7版
プロジェクトマジメントの原理・原則
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勤勉で、敬意を払い、面倒見の良いスチュワードであること
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協働的なプロジェクト・チーム環境を構築すること
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ステークホルダーと効果的に関わること
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価値に焦点を当てること
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システムの相互作用を認識し、評価し、対応すること
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リーダーシップを示すこと
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状況に基づいてテーラリングすること
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プロセスと成果物に品質を組み込むこと
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複雑さに対処すること
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リスク対応を最適化すること
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適応力と回復力を持つこと
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想定した将来の状態を達成するために変革できるようにすること
2.「プロジェクト・パフォーマンス領域」の再定義
PMBOK®ガイド第7版の「8つのプロジェクト・パフォーマンス領域」は、PMBOK®ガイド第8版では「7つのプロジェクトマネジメント・パフォーマンス領域」へ変更される可能性があります。
これは、後述する各種の変更とも関連していると考えられます。今回のPMBOK®ガイド第7版からPMBOK®ガイド第8版への改訂は、過去のPMBOK®ガイド第6版とPMBOK®ガイド第7版を組み合わせた、いわば「先祖返り」のような改訂であると見られます。
PMBOK®ガイド第6版では、プロジェクトの「プロセス群」と「知識エリア」において、実施すべきプロセスが明確に定義されていました。しかし、PMBOK®ガイド第7版ではこの概念が廃止され、「プロジェクト・パフォーマンス領域」という新たな枠組みが導入されました。
PMBOK®ガイド第8版では、この「プロジェクト・パフォーマンス領域」が、PMBOK®ガイド第6版における「知識エリア」のような位置付けとなり、各プロセスにおいて、どのパフォーマンス領域で何をすべきかが示される形に変わると予想されます。
こうした背景から、PMBOK®ガイド第8版では「7つのプロジェクトマネジメント・パフォーマンス領域」へと再編される可能性があるのです。
※以下のPMBOK®ガイド第8版のプロジェクトマネジメント・パフォーマンス領域はPMI公開の情報をもとに2025年10月6日に作成しています。日本語翻訳は参考として当社が独自に翻訳しています。
PMBOK®ガイド 第8版
プロジェクトマネジメント・パフォーマンス領域
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ガバナンス領域
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スコープ領域
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スケジュール領域
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ファイナンス領域
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ステークホルダー領域
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リソース領域
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リスク領域
PMBOK®ガイド 第7版
プロジェクト・パフォーマンス領域
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ステークホルダー・パフォーマンス領域
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チーム・パフォーマンス領域
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開発アプローチとライフサイクル・パフォーマンス領域
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計画パフォーマンス領域
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プロジェクト作業パフォーマンス領域
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デリバリー・パフォーマンス領域
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測定パフォーマンス領域
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不確かさパフォーマンス領域
3. 対応表(プロセス一覧表)の復活
PMBOK®ガイド第6版に掲載されていた「プロジェクトマネジメント・プロセス群と知識エリアの対応表」が、PMBOK®ガイド第8版で「プロジェクトマネジメント・フォーカス・エリアとパフォーマンス領域の対応表」として復活する可能性があります。
なお、今までの5つの「プロジェクトマネジメント・プロセス群」の名称は、5つの「プロジェクトマネジメント・フォーカス・エリア」に名称が変更される可能性があります。
改めてPMBOK®ガイド第6版までの5つのプロセス群の重要性が見直されています。
対比表(マトリックス表)は横軸に「5つのプロジェクトマネジメント・フォーカス・エリア」、縦軸に「7つのプロジェクトマネジメント・パフォーマンス領域」が設定され、そのマトリックスの中に「40のプロセス」が設定される可能性があります。
この対比表の復活により、それぞれのプロジェクトマネジメント・パフォーマンス領域のプロセスを、どのプロジェクトマネジメント・フォーカス・エリアで行うべきかが改めて明確になりました。

「40のプロセス」が
設定される可能性
4. 対応ITTOフレームワークの復活
「ITTO」とは、Input(インプット)、Tools and Techniques(ツールと技法)、Output(アウトプット)の頭文字を取った略語で、PMBOK®ガイド第6版まで使用されていた重要な概念です。これは、プロジェクトマネジメントにおける各プロセスの仕組みを体系的に理解するための枠組みとして活用されていました。
PMBOK®ガイド第8版では、ITTOが改めて掲載され、「プロセス群とパフォーマンス領域の対応表」における「40のプロセス」の各プロセスに対して、ITTOが明確化されることが予想されます。
ITTOの構成
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Input(インプット)
プロセスを実行するために必要なデータや情報、文書を指します。
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Tools and Techniques(ツールと技法)
インプットを処理し、アウトプットを生成するために使用される手段や方法です。
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Output(アウトプット)
プロセスの実行により生成される成果物や文書を指します。
PMBOK®ガイド第8版でITTOが復活した場合、各プロセスのインプット、ツールと技法、アウトプットがさらに理解しやすくなり、それぞれのプロセス間の関係性もより明確になることが予想されます。
5. 「インプットとアウトプット」、「ツールと技法」の項目設定
PMBOK®ガイド第8版の「プロジェクトマネジメント知識体系ガイド」には、新たに「インプットとアウトプット(Inputs and Outputs)」および「ツールと技法(Tools and Techniques)」の大項目が追加されることが予想されます。
「インプットとアウトプット」のセクションでは、予想される40のプロセスに関連するインプットおよびアウトプットについて、それぞれの概要が記載される可能性があります。
同様に、「ツールと技法」のセクションでも、予想される40のプロセスに関連する各ツールと技法について、それぞれの概要が記載される可能性があります。
PMBOK®ガイド第8版にて、これらの新たな項目が設定された場合、ITTOの各要素をより深く理解できるようになることが期待されます。
6. 付属文書(APPENDIX)の強化
PMBOK®ガイド第7版の付属文書にもPMOに関する記述がありましたが、PMBOK®ガイド第8版ではこれに新たな情報が加えられ、内容が進化すると予想されます。
さらに、AIに関する付属文書が新設されることが考えられます。この文書では、プロジェクトマネジメントにおけるAIの重要性や関連性、一般的な活用例、そして倫理的な考慮事項が詳しく取り上げられることが予想されます。
調達に関する付属文書も新設されることが考えられ、調達に関する戦略的な影響や、内製と外部調達の意思決定プロセス、さらにプロジェクトマネジャーの役割について解説されることが予想されます。
これらの付属文書は、PMBOK®ガイドが過去から一貫して最新の環境やニーズに対応していることを示しています。PMBOK®ガイド第8版においても、現在の最新状況を反映した内容となることが予想されます。
7. ページ数の増加
PMBOK®ガイド第8版は、PMBOK®ガイド第7版と比較して、「プロジェクトマネジメント標準」と「プロジェクトマネジメント知識体系ガイド」のセクションを合わせた書籍全体(英語版)のページ数が、約100ページ増加する予想です。
これは、本ページで解説したように、PMBOK®ガイド第8版の改訂時に、一部でPMBOK®ガイド第6版のフレームワークや記述が復活することが考えられるためです。
今回の改訂を簡単に説明すると、PMBOK®ガイド第6版の内容とPMBOK®ガイド第7版の内容を統合し、よりシンプルかつ実践的な形にまとめたイメージです。
PMBOK®ガイド第6版ほど複雑すぎず、PMBOK®ガイド第7版ほど抽象的すぎないバランスを重視した改訂となることが予想されます。
8. その他の変更
8-1:「プロジェクトマネジメント標準」に「プロジェクト・ライフサイクル」が追加
一般的に「PMBOK®ガイド」と呼ばれる書籍は「プロジェクトマネジメント標準」と「プロジェクトマネジメント知識体系」の2つのパートで構成されています。
PMBOK®ガイド第8版の「プロジェクトマネジメント標準」の中に、PMBOK®ガイド第7版の「プロジェクトマネジメント標準」の中にはなかった「プロジェクト・ライフサイクル」の大項目が追加される予想です。
この「プロジェクト・ライフサイクル」の記載内容は、PMBOK®ガイド第7版の「プロジェクトマネジメント知識体系」の中にあった「開発アプローチとライフサイクルパフォーマンス領域」と類似した内容となる予想です。
つまり、開発アプローチとライフサイクルの概念が、「プロジェクトマネジメント標準」に組み込まれる可能性があるということです。
8-2:「プロジェクトマネジメント標準」に「プロジェクトマネジメント・フォーカス・エリア」が追加
既に本ページの「3. 対応表(プロセス一覧表)の復活」でも記載したように、PMBOK®ガイド第6版まで主要な考え方であった5つの「プロジェクトマネジメント・プロセス群」(立上げプロセス群、計画プロセス群、実行プロセス群、監視・コントロール・プロセス群、終結プロセス群)がPMBOK®ガイド第8版「プロジェクトマネジメント標準」の中に復活する予想です。
しかしながら、この「プロジェクトマネジメント・プロセス群」の名称が「プロジェクトマネジメント・フォーカス・エリア」に変更になる可能性があります。
本ページの更新履歴
2025年1月11日 本ページをリリース
2025年3月25日 一部情報を追加
2025年4月21日 「8.その他の変更」の情報を追加
2025年6月21日 国内外の最新情報をもとに情報を改訂
2025年9月15日 海外の最新情報をもとに情報を改訂
2025年10月6日 PMIの発表をもとに情報を改訂
2025年11月14日 PMIの発表や当社の予想をもとに情報を改訂




